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社会学・心理学・哲学・宗教

普勸坐禪儀提唱(ふかんざぜんぎていしょう)

■立花知彦(たちばな ちげん)著
(曹洞宗准師家。東京都八王子市鶴壽山松門寺住職)
■四六判 上製 200ページ
■定価:本体2,000円+税
■ISBN 978-4-902225-31-4 C0015
■2020年7月31日発行
【目次】
提唱一 宗乘自在 何ぞ功夫を費さん
提唱二 豈修行の脚頭を用うる者ならんや
提唱三 悟ったところは坐禅ではない
提唱四 退歩を學す
提唱五 作佛を圖る
提唱六 坐禅のやり方
提唱七 坐禅は手段ではない
提唱八 安楽の坐禅
提唱九 超凡越聖
提唱十 桶底を脱する
提唱十一 「祗管に參禪辨道すべし」とは
提唱十二 下山の路は上山の路
提唱十三 參學の高流
提唱十四 何でもない自分自身

資本主義に未来はあるか──歴史社会学からのアプローチ

■イマニュエル・ウォーラーステイン/ランドル・コリンズ/マイケル・マン/ゲオルギ・デルルギアン/クレイグ・カルフーン著、若森章孝/若森文子訳
■四六判 上製 360ページ
■定価:本体3200円+税
■ISBN 978-4-908407-22-2 C3030
■2019年7月1日発行
【内容紹介】
世界的な規模で格差と不平等が拡大し、社会の上層と下層の対立が深刻化している現代。資本主義の最終的危機、あるいは地球規模の環境危機が世界を覆いつくす。資本主義崩壊論をより深く理解する重要な書!
【目次】
序章 次の大きな転換
第1章 構造的危機──なぜ資本家はもはや資本主義に報酬を見出せないのか イマニュエル・ウォ―ラーステイン
第2章 中産階級の仕事の消滅 ランドル・コリンズ
第3章 終わりは近いかもしれないが、誰にとっての終わりなのか マイケル・マン
第4章 共産主義とは何であったか ゲオルギ・デルルギアン
第5章 いま資本主義を脅かしているものは何か クレイグ・カルフーン
終章 目を覚ませ
訳者あとがき 資本主義に未来はあるのか──歴史社会学からのアプローチ 若森章孝
【著者紹介】
○イマニュエル・ウォーラーステイン(Immanuel Wallerstein)
1930年ニューヨーク生まれ。世界システム論の提唱によって社会科学一般に大きな影響を与えた社会学者。著者に『近代世界システム(全四巻)』(名古屋大学出版会)などがある。
○ランドル・コリンズ(Randall Collins)
1941年テネシー州生れ。現代の代表的なマクロ歴史社会学および紛争理論の研究者。著書に、『脱常識の社会学』(岩波書店)などがある。
○マイケル・マン(Michael Mann)
1942年マンチェスター生まれ。英語圏で最も影響力のある歴史社会学者の一人。著書に、『ソーシャル・パワー――社会的な︿力﹀の世界史』(NTT出版)などがある。
○ゲオルギ・デルルギアン(Georgi Derluguian)
1961年北コーカサス生まれ。歴史社会学者。『コーカサスのブルデューの秘密の崇拝者』(シカゴ大学出版局)で二〇〇七年度のノーベルト・エリアス賞を受賞。
○クレイグ・カルフーン(Craig Calhoun)
1952年イリノイ州生れ。社会学者。著書に、『神でも帝国でもない――学生と中国の民主主義のための闘争』(カリフォルニア大学出版局)などがある。
【訳者紹介】
○若森章孝(わかもり・ふみたか)
名古屋大学大学院修士課程修了。現在、関西大学名誉教授。主な著訳書に、『新自由主義・国家・フレキシキュリティの最前線』(晃洋書房︶、バリバール/ウォーラーステイン『人種・国民・階級』(共訳、唯学書房)などがある。
○若森文子(わかもり・ふみこ)
名古屋市立女子短期大学および静岡大学人文学部卒業。翻訳に従事。主な訳書に、リピエッツ『政治的エコロジーとは何か』(緑風出版)、メーダ『労働社会の終焉』(共訳、法政大学出版局)などがある。

人種・国民・階級――「民族」という曖昧なアイデンティティ

■エティエンヌ・バリバール、イマニュエル・ウォーラーステイン 著/若森章孝、岡田光正、須田文明、奥西達也 訳
■A5判 上製 394ページ
■定価:本体4,500円+税
■ISBN 978-4-902225-87-7 C3030
■2014年6月10日発行
【目次】
○第I部 普遍的人種主義
第1章 「新人種主義」は存在するか? (バリバール)
第2章 資本主義のイデオロギー的緊張──普遍主義 対 人種主義・性差別主義(ウォーラーステイン)
第3章 人種主義と国民主義(バリバール)
○第II部 歴史的国民
第4章 民族性の構築──人種主義、ナショナリズム、エスニシティ(ウォーラーステイン)
第5章 国民形態──歴史とイデオロギー (バリバール)
第6章 資本主義世界経済における世帯構造と労働力の形成(ウォーラーステイン)
○第III部 諸階級──両極化と重層的決定
第7章 資本主義世界経済における階級コンフリクト(ウォーラーステイン)
第8章 マルクスと歴史──実りのある思想と不毛の思想 (ウォーラーステイン)
第9章 ブルジョワ(ジー)──その観念と現実(ウォーラーステイン)
第10章 階級闘争から階級なき闘争へ?(バリバール)
○第IV部 社会的コンフリクトの軸心移動
第11章 独立後ブラック・アフリカにおける社会的抗争──人種と身分集団の概念の再考(ウォーラーステイン)
第12章 「階級の人種主義」(バリバール)
第13章 人種主義と危機(バリバール)
解説 資本主義世界経済と国民、人種主義、移民現象──『人種・国民・階級』唯学書房版に寄せて(若森章孝)

正法眼藏提唱(しょうぼうげんぞうていしょう)――現成公案・有時・諸惡莫作・梅花

■立花知彦(たちばな ちげん)著
(曹洞宗准師家。東京都八王子市鶴壽山松門寺住職)
■四六判 上製 216ページ
■定価:本体2,000円+税
■ISBN 978-4-902225-83-9 C0015
■2014年2月7日発行
【目次】
序――門より入るものは家珍にあらず
佛教とは
坐禅とは
正法眼藏とは
現成公案の巻
正法眼藏の中の禪問答一 南嶽と馬祖
有時の巻
正法眼藏の中の禪問答二 徳山と婆子
諸惡莫作の巻
正法眼藏の中の禪問答三 雪峰と弟子
梅花の巻
後記――澪標

よく生きるということ――「死」から「生」を考える

■岸見一郎著
■四六判 縦組 並製 344ページ
■定価:本体2,400円+税
■ISBN 978-4-902225-78-5 C0011
■2012年12月10日発行
【目次】
第1章 行く手を遮るもの
第2章 老いと病気
第3章 死
第4章 どう生きるか
【著者紹介】
岸見一郎(きしみ いちろう)
1956年生まれ。1987年、京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。
明治東洋医学院専門学校、京都聖カタリナ高校、近大姫路大学非常勤講師(心理学、臨床心理学、教育心理学、生命倫理)。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究、精力的に執筆、講演活動を行っている。
著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(ともに共著、ダイヤモンド社)、『不幸の心理 幸福の哲学 人はなぜ神経症になるのか』(唯学書房)、『アドラー 人生を生き抜く心理学』(NHK出版)、『アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために』『アドラー心理学 シンプルな幸福論』(KKベストセラーズ)、『困った時のアドラー心理学』(中央公論新社)、訳書に、アルフレッド・アドラーの『人生の意味の心理学』『個人心理学講義』(アルテ)などがある。
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